産経ニュース2017.12.9 12:00更新
http://www.sankei.com/life/news/171209/lif1712090021-n1.html

国際社会からの批判を無視して核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮の暴走は、日本の安全保障にとって喫緊の脅威である。しかし、現状において日本がなしえることは少ない。なぜなら、「北朝鮮問題の本質は米中関係にあり、両国の力関係のなかでお互いがどこまで譲歩するか、にかかっている」と著者は述べる。

 そのうえで、「日本人はもっと中長期的な視点で、朝鮮半島を操る中共(中国共産党)の狡猾(こうかつ)さに注目し、米国との連携を強化すべきだ」と主張する。

 そもそも建国以来、中共は周辺地域の人民、同胞に対してさえ恐るべき殺戮(さつりく)と人権蹂躙(じゅうりん)を繰り返し、暴力的支配と侵略を繰り返してきた。その黒歴史を中共は日本にかぶせている。さらに、ここへきて国家主席が「新時代の中国の特色ある社会主義思想」を打ち出し、独裁強化を宣言した。野望を隠そうともせず、人民には「反日」という毒饅頭(まんじゅう)を与え、さらなる膨張をたくらんでいる。

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