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しばき隊関係者による「大学院生M君リンチ事件」とは、1名の大学院生の顔面を1時間以上も激しく殴打し鼻骨骨折・頸椎挫傷の負傷を負わせ、暴行中も関係者は飲食店内で酒盛りを継続、被害者を真冬の屋外に放置したまま帰宅するという陰惨で卑劣極まりない事件だ。この事件を書籍化した鹿砦社(兵庫県西宮市)は毎日新聞の後藤由耶(ごとう よしや)記者に対する公開質問状をホームページで掲示した。

※元ソース
http://www.rokusaisha.com/wp/wp-content/uploads/2017/12/01-mainichi-goto.jpg
http://www.rokusaisha.com/wp/wp-content/uploads/2017/12/02-mainichi-goto.jpg

李信恵とにこやかにツーショットにおさまるのは、毎日新聞の後藤由耶(ごとう よしや)記者である。さらにこの場にはリンチ事件主犯の「エル金」まで同席している。これはいったいどういうことなのか? 取材班は後藤記者に以下の通り公開質問をする。※元ソースここまで

毎日新聞・後藤由耶(ごとう よしや)記者への公開質問状 : デジタル鹿砦社通信
http://www.rokusaisha.com/wp/?p=24052 

公開質問のきっかけとなったのは、被害者M君が李信恵ら5名に対してリンチ事件の損害賠償を求めた裁判の本人尋問が行われた2日後の12月13日、毎日新聞の後藤由耶記者が被告の李信恵氏やリンチ事件主犯のエル金氏らと飲み会を開いている様子が李信恵氏のフェイスブックに公開されたことだ。

■問われる毎日新聞の報道姿勢

これまで毎日新聞は、李信恵氏が差別的な誹謗中傷を受けたとして損害賠償を請求した別の訴訟に関しては、好意的かつ積極的に報じてきた。

大阪高裁:「人種差別と女性差別との複合差別」在特会敗訴 ? 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20170620/k00/00m/040/042000c

しかし、M君のリンチ事件に関しては一切報じる様子もなかった。それどころか加害者側が事実無根の内容を含めて作成した、口裏合わせと隠蔽工作ととれる「説明テンプレ」の声かけリストに毎日新聞の後藤由耶記者の名前が掲載されていたのだ。

※説明テンプレは公開質問状に添付

ここで実際に加害者側からのコンタクトがあり、この説明テンプレ通りの認識を共有していたかが問題で、鹿砦社からは以下のような質問がなされている。

”[問3] あなたが李信恵氏とともに会食していた「エル金」氏は、「M君リンチ事件」の主犯です。それにとどまることなく、伊藤健一郎氏とともに事件後水面下で「説明テンプレ」を作成。被害者であるM君を「M氏の異常性」などと事実無根の誹謗中傷を並べ、「差別加害者」とでっち上げて自らの保身と犯行の正当化、事件の隠蔽をもはかった人物です。「エル金」氏らがこの「説明テンプレ」を広く吹聴し、共有と賛同を図った人々を示すものリストが「声かけリスト」です。「声かけリスト」の中には、あなたの名前も入っています。あなたには「声かけ」がありましたか? あったのであればどなたからですか? 本年12月13日も「エル金」氏と酒食を共にしていたのは、あなたのところにも「声かけ」があったからなのですか?
出典:毎日新聞・後藤由耶(ごとう よしや)記者への公開質問状 : デジタル鹿砦社通信”

この質問では毎日新聞の報道姿勢が問われている。これに回答拒否をするようでは、ジャーナリズムを放棄したも同然であり、思想信条以前に毎日新聞の「正義」を否定することになるだろう。

一人の若者が顔の形が変わるほどに殴打され、鼻骨を骨折し流血したまま屋外に放置された。しかも加害者らは事件後の謝罪と自粛の約束を反故にして被害者を執拗に中傷、加害者を擁護する「#エル金は友達」というツイッターハッシュタグを共有して被害者を精神的に追い詰めたのだ。

絶えず起こる事件事故の中で、なにを報じるかは社としての判断もあるだろうが、同社の記者が加害者・被告らと親密に飲食をしていたとあっては説明する責任が生じた言えるだろう。

毎日新聞は誠意ある対応を行い、以降は被害者が不安になるような振る舞いを厳に慎しむべきだ。今回の「飲み会写真」は、犯罪被害者にとってマスコミ不審に留まらず絶望であったと言わざるを得ない。

2017.12.18
http://ksl-live.com/blog12734