日本語の形成(大野晋説)
1. 14000年程前(縄文時代)
オーストロネシア語族の一種
母音終りで母音四つ
八の愛好(ex. 八雲,八重垣,八島,etc.)
創世神話の類似
2. BC1000年頃〜(弥生時代)
タミル文明(南インド)の伝搬(←インダス文明←シュメール文明)
→★稲作・鉄・機織とともにタミル語を話す人達が九州北部(ヤマト)に渡来
基礎となる文法と助詞・助動詞・名詞・形容詞・副詞が照応
係り結びの法則の一致
五七五七七の歌の形式と韻律も受け入れ
3. 遅くともAD400年頃〜(古墳時代)
シナから漢字を導入して和語を表記
儒教などシナ文明の導入
ex. 萬葉集(万葉仮名),日本書紀,古事記,etc.
4. 900年頃〜(上古上代)
漢字から仮名文字を作り漢字仮名交じりの文字体系完成
ex. 源氏物語,枕草子,古今和歌集,etc.