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▲野田聖子日本総務長官が21日、東京千代田区霞ケ関にある内閣総務・女性活躍担当長官室で韓国日報とインタビューしている。東京=パク・ソクウォン特派員

日本の安倍晋三政権の野田聖子(57)総務長官が21日、韓国日報との単独インタビューで「韓日関係は一気に解決できないだけに『ダブルトラック』(過去の歴史と協力事案の分離)で互いに配慮し時間をかけて進めなければならない」と話した。

野田長官は「韓国に行って化粧品を買って食べ物を楽しむ日本女性が韓国人から嫌われないだろうか心配するなら、それはあまりにも悲しいことだ」と冷却された両国関係を憂慮した。

彼女は「私学スキャンダル」で政権崩壊危機まで行った安倍総理が崖っぷちで断行した「8・3改閣」の象徴人物に選ばれる。アベノミクスを批判するなど安倍への苦言を拒まない人物なのに内閣の主要な席を占めからだ。

野田長官は東京千代田区霞ケ関の内閣総務・女性活躍担当長官室で行ったインタビューで「私は総理が最も恐れる女性の一人」と話して笑ってみせた。安倍総理が妻の昭恵女史の次に重要だと思う女性ということだ。

彼女は初の女性総理候補と呼ばれることについて「来年9月、自民党総裁(総理)選挙で党の民主主義装置を守って支持者の期待に応えるつもり」と話した。
(中略:先の衆院選の感想)

-自民党総裁選挙に挑戦すると言う。安倍総理との関係はどうなのか.
「総理がいるイベントで『最も恐ろしい女が2人いる』と言われた。昭恵女史と野田さんと言った。(私が内閣に入ったからなのか)安倍総理の態度は確かに温和だった。総理にとって私は難しい相手だあろう。絶対に彼に従う従順な人間ではない。総理とは一緒に国会議員に9度当選した点で政治的同期だ。最近、臨時国会で安倍総理が野党に落ち着いて対処したという評価を受けた。(安倍は国会の答弁の時、野党議員に高圧的に対抗することに有名だ)。以前のようであれば私が(自制しろと)メモを渡しただろう。」

-最初の女性総理の器と呼ばれる。選挙をどのように準備するか。
「韓国と違い日本国民は直接行政首班を選択できない。代わりに自民党員になれば総裁選挙の投票権ができて間接的だが総理を選ぶことができる。ところが2015年の総裁選挙は(安倍の無投票当選で)支持者の意見が反映されず最悪だった。重要な支援者らを裏切ったのだ。候補者が出てきても男性だけでは多様性を見せることができない。来年9月には支持者らの期待に応じるだろう。自民党内の民主主義装置を守る人になるだろう。」

-障害児童を育てるという事実を公開しながら障害者支援問題を前に出している。
「私は五十才で子供を産んだ。これが日本の問題を象徴する。女性は結婚・妊娠・出産などであきらめなければならない部分が多い。遅い年齢で得た息子に障害がなかったら恐らく今のように政治を続けていなかっただろう。障害児童が生きていくのが難しい日本を変えることこそ母としての私の責任であり政治的使命だ。」

-慰安婦問題をはじめとして韓日関係は相変らず難しい。
「日本の女性が韓国化粧品や韓国料理を楽しむことができないなら、お互いにとても悲しいことだ。『浪漫ドクター キム・サブ』という韓国ドラマが好きだ。いつでもためらわずにソウルと東京を行き来する韓日関係を作りたい。平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに行きたいが定期国会のため大変なようだ。会期中に韓国に行ったら野党議員が良い目で見ないだろう。」

-韓国の政界に親しい人がいるか。
「子供が障害があり、ソウル市長選挙に出たことがあるナ・ギョンウォン議員(自由韓国党)をよく知っている。互いに通じる部分が多くて時々、あれこれたくさん聞いている。以前の政府の時はユ・フンス駐日韓国大使が日本酒が好きで一緒に飲んだこともある。」

パク・ソクウォン特派員

ソース:韓国日報(韓国語) [単独インタビュー]野田聖子日総務「私は安倍が最も恐れる女」
http://www.hankookilbo.com/v/c9a4bb358ded42859190c3715645a44f