卵かけご飯 - Wikipedia

江戸後期の天保9年(1838年)には鍋島藩の『御次日記』において、
客人に饗応された献立のなかに「御丼 生玉子」が見られる。

近代に入った1877年頃、日本初の従軍記者として活躍し、その後も
数々の先駆的な業績を残した岸田吟香(1833年 - 1905年)が卵かけご飯を
食べた日本で初めての人物とされ、周囲に卵かけご飯を勧めたとされている。

その後の第二次世界大戦後の食糧難の時期は鶏卵は希少品となったものの、
昭和30年以降卵が庶民の味となってからは、味や栄養面で注目され、
食卓の人気者となったという。