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 カナダや米国に中国系移民が数多く存在するように、中国にはより良い暮らしを求めて海外に出る人がいる。中国メディアの今日頭条はこのほど、生活の質や医療水準に対する人びとの要求水準が高まっている中国では、移民を望む人も少なからず存在し、日本で暮らしたいと願う人は多いと伝えている。

 記事は、中国では完備された社会制度や健全な法律体制、さらには、子どもたちの輝かしい未来を求めて移民したいと考える中国人は少なからず存在することを紹介する一方、米国やカナダ、オーストラリアなどは移民に必要となるコストが莫大だと指摘。

 だが、日本は簡単に移民こそできないが、中国人に「移民したい」と思わせる魅力があるのも事実であると主張し、その魅力について紹介した。まず1つ目は、「環境の良さ」であり、大気汚染が深刻な中国と違って日本は都市部でも新鮮な空気を吸うことができると指摘し、環境の良さが健康的な暮らしにつながると論じた。

 さらに、日本の「教育」も魅力の1つであるとし、子どもを甘やかすことが普通の中国に対し、日本は子どもの自主性や独立心を大事にした教育を行っていると紹介。さらには、日本の医療水準の高さも魅力であるとし、中国人の生活水準は経済発展によって高まり続けているものの、日本とはまだ大きな差があるのが現実だと指摘。日本と中国には歴史問題などのわだかまりがあるものの、より良い暮らしができる国で暮らしたいと思うのはごく当たり前のことだと論じている。