0001鴉 ★
2018/01/31(水) 23:24:24.68ID:CAP_USER北朝鮮が自分勝手に合意を反故にすることは、玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏一行の訪問を何の説明もなく突然中止して再開したことに続いて2度目だ。北朝鮮は金剛山公演を取り消し、2月8日に平壌(ピョンヤン)で行う軍事パレードに対する韓国メディアの批判を理由に掲げた。平昌五輪の前日に世界を脅かす核とミサイルを前面に掲げて軍事パレードを行うという北朝鮮だ。その北朝鮮が金剛山公演をまるで自分たちの寛容による恩恵と言わんばかりに一日でなかったことにしながら、「(南側メディアが)内部の慶祝行事まで問題視した」とむしろ非難している。
気に入らなければちゃぶ台をひっくり返す北朝鮮のやり方は、平昌五輪が終るまで続く可能性高い。北朝鮮芸術団の江陵・ソウル公演の取り消し、さらに平昌五輪の不参加まで脅迫しかねない。相手を困惑させて手なずける手法だが、北朝鮮自らどれほど呆れたことか天下に知らしめる愚かな行為だ。しかし、この習性を変えることができない。北朝鮮は、米トランプ大統領の31日の一般教書演説を控え、米国の今後の対北政策まで推しはかろうと計算したかもしれない。しかし、米国の北朝鮮に対する嫌悪感は一層強くなるほかない。
このような北朝鮮に韓国政府は言いなりになっている。北朝鮮が突然、金剛山公演を取り消したことで、馬息嶺スキー場の合同訓練にも火の粉が飛び散るか心配している。南北和解ムードの中、「平和五輪」という象徴的イベントに執着し、北朝鮮を問い詰めることもできないムードだ。金剛山公演は対北制裁違反論議にもかかわらず発電用軽油まで北朝鮮にもたらすのだから、取り消しはかえって良かったかも知れない。馬息嶺スキー場の訓練もこの論議から自由ではない。
北朝鮮の妄動で韓半島が再び対決ムードに突き進み、その中で五輪を行うことになりかねないという韓国政府の心配は理解できないわけではない。しかし、これまでの南北対話で見せた言いなりの姿勢が北朝鮮の悪癖を再発させたのではないか振り返る必要がある。
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