http://www.sankei.com/smp/affairs/news/180208/afr1802080015-s1.html

 宮城県内で19人の客に覚醒剤の密売を繰り返したとして、同県警銃器薬物対策課などは7日までに、覚せい剤取締法と麻薬特例法違反(業としての覚醒剤譲渡)の疑いで、韓国籍で建築作業員、李浩淑容疑者(57)=仙台市若林区、無職の清水幹夫容疑者(41)=同=を逮捕した。また、密売に関わったとして県内外の男女25人を逮捕している。

 2人の逮捕容疑は平成28年中旬ごろから29年6月27日の間、県内で男女19人に対し覚醒剤を密売したなどとしている。同課によると、売り上げは少なくとも1千万円を超えるという。

 29年に密売拠点を家宅捜索して以降、両容疑者に覚醒剤30グラムを40万円で譲渡した神奈川県横須賀市の会社役員男性など、これまでに関係者6人を覚せい剤取締法違反、犯人隠避などの疑いで逮捕。覚醒剤18グラム(末端価格約115万円)を押収している。