2018年2月8日、韓国・聯合ニュースによると、平昌五輪開幕を控え、氷上種目の選手らが主に滞在する江陵(カンヌン)選手村では先週から「ある不満」が続出しているという。

それは「部屋の電気を消すのが難しい」という不満。江陵選手村レジデントセンターの関係者は「排水、暖房、給湯など基本施設と関連した不満は出ていないが、電気のスイッチが点灯・消灯しづらいという不満が最も多く寄せられている」と話す。

選手村のマンションに設置されている「スマートスイッチ」は、点灯・消灯時間を設定できるなどさまざまな機能がついている。しかし、小さな液晶画面と10個以上のスイッチからなっており操作が複雑で、ハングル表示のみのため外国人にはさらに難しいとされる。

選手村関係者は「似たような不満が多く寄せられたため、英語に訳した説明書をプリントして配っている」と明らかにした。また「部屋の中に鍵を置いた状態でドアにロックがかかってしまったとの不満も出ている」とし、「新築マンションで、徹底した点検を終えた状態だからかもしれない」と理由を挙げている。

記事では、これまでの五輪と比較して「隔世の感がある」とも伝えている。選手らが水漏れや火災、窃盗などの不満を訴えた2年前のリオ五輪選手村に比べれば「新世界」というのだ。4年前のソチ五輪の際も(鍵がかかって出られない)シャワー室のドアを壊して出てくる選手が続出したり、枕が足りずに他の宿所から借りてきたりしていたとのこと。

これを受け、韓国のネット上では「時代の先を行くスイッチ」「韓国のITは初めて?」「予算は少なかったけど施設はかなりいい」など「誇らしい」と感じるユーザーが見られる一方で、「なんで五輪にハングルのスイッチ?ハングルを広めるいい機会とでも思った?」「外国人からしたら不便だと思う」「韓国人が見ても複雑。もっとシンプルなのがいい」など選手の不満に同調する声も無視できない。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)
http://sp.recordchina.co.jp/news.php?id=568219