レコードチャイナ 2018年2月14日 18時20分 (2018年2月14日 20時13分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20180214/Recordchina_20180214056.html

2018年2月13日、韓国メディア・ノーカットニュースによると、平昌五輪の警備員らがノロウィルスに集団感染した問題で、原因は調理用地下水の汚染であることが分かった。

韓国の疾病管理本部は同日、疫学調査の結果を発表し「集団感染の原因は修練院の集団給食とみられ、調理用の水からの汚染である可能性が高い」と明らかにした。

修練院を利用した1014人のうち94人のノロウィルス感染が確認されているが、給食を食べた人は食べていない人に比べ、ノロウィルス発生のリスクが6.5倍高かった上、食事のみで利用した人からも感染者が出たという。
また、調理用の水から大便物質などによる汚染から発生するふん便性大腸菌が検出されたことから、調理用の水が汚染された事実も確認された。

疾病管理本部関係者は「問題のある地下水を調理用の水として使用する中で給食が汚染され、集団感染が起きたとみられる」と話した。

これについて、同メディアは「平昌五輪組織委員会が宿泊施設を選定する際に地下水の安全性を点検していれば、集団感染を防ぐことができた」と指摘している。
また、問題の起きた平昌青少年修練院について、組織委員会宿泊専門担当部署は「団体の宿泊に適さない」との判断を出していたが、組織委員会保安要員管理部処がこれに応じず、当該施設を使用するよう指示していたことも分かったという。

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