(写真)
http://imgnews.naver.net/image/277/2018/03/04/0004190312_001_20180304065851577.jpg

毎日事件事故が起きている。誰かが怪我をしたり亡くなったり、誰か警察に逮捕されるニュースがほぼ毎日
伝えられている。多くの場合、事件事故は個人の怒りから始まる。放火犯、殺人犯などの犯罪者のうち、
警察に『腹立ちまぎれに犯行を起こした」と供述する人々がいる。

4日、インターネットのポータルで『腹立ちまぎれに』を検索すると、3万4000件以上のニュースが検索される。
重複する事件事故と関係ないニュースもあるが、大部分が「腹立ちまぎれに犯行した」という被疑者の供述
を基にした警察 ・検察 ・判決文などの事件事故ニュースだ。

先月28日、ソウル 江西区(カンソグ)のある帽子工場で発生した火災は、夫婦喧嘩をして腹を立てた50代の
男が自分の工場に火をつけた事が分かった。

先月18日、慶南(キョンナム)密陽(ミルヤン)では夫婦喧嘩の途中、怒りを抑えられなかった20代の男が
生後10ヶ月の息子を投げて殺害し、拘束される残酷な事件が発生した。

1月20日未明、ソウル 鍾路区(チョンログ)にあるソウル荘旅館で発生した火災の原因も、腹立ちまぎれに
起こした放火である事が判明した。警察の調査の結果、ユ某容疑者(53歳)は酒に酔った状態で旅館を
訪れ、事業主に売春婦を呼んでくれと要求して断られると、すぐさま恨みを抱いて犯行を起こした事が
分かった。この火事で宿泊客6人が死亡、4人が怪我をした。特に、全南(チョンナム)長興(チャンフン)から
ソウルに旅行に来たパク某さん(34 歳・女)と2人の娘が犠牲となり、悲しみを誘った。

消防庁によれば、去る1〜2月に放火と放火の疑いで発生した火災はそれぞれ66件、98件である。2ヶ月間
に発生した8693件の火災に比べれば少ない水準だが、放火はガソリンなどの引火性物質を使っている
ため、人命被害を生む可能性がある。消防隊員も消火しにくい。

昨年は383件の放火と515件の放火の疑いの火災が発生した。900件に近い放火だけを防いでも、大切な
生命を救う事ができる。警察の関係者は“、「誰もが喧嘩や争い事で腹が立つ事がある」と言いながら、
「いくら腹が立っても凶器を手にしたり火をつけるという、極端な選択は慎む必要がある」と話した。

先月18日は大邱(テグ)地下鉄火災惨事の15周忌だった。2003年2月18日午前、50代の男が大邱地下鉄
中央路駅付近で電車にガソリンを撒いて火をつけ、192人が死亡、151人が負傷した事件である。追悼式で
市民は提川スポーツセンター火災惨事と密陽病院惨事を思い浮かべ、「地下鉄惨事15周忌をきっかけに
周囲を見回り、危険から自分を守る時間を作って欲しい」と願った。

ソース:NAVER/アジア経済(韓国語)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=102&oid=277&aid=0004190312