韓国と北朝鮮は来月末に、軍事境界線にあるパンムンジョムの韓国側の施設で3回目となる首脳会談を開くことで合意しました。

また、南北が軍事的な緊張緩和と緊密な協議のために首脳間でホットラインを設置することになり、
首脳会談の前に最初の通話を行うことで一致したということです。

核問題に関して、北朝鮮側は、朝鮮半島の非核化の意志を明確にし、北朝鮮に対する軍事的な脅威が解消されて北朝鮮の体制の安全が保障されるならば、
核を保有する理由はないとする考えを明確にしたということです。

さらに北朝鮮側は、対話が持続する間は、追加の核実験や弾道ミサイルの発射実験など、軍事挑発は再開しないと表明したとしています。

一方、アメリカと韓国の合同軍事演習について、韓国側が来月実施すると説明したのに対し、

キム委員長はそれに理解を示した一方、朝鮮半島情勢が安定すれば、米韓の演習が「調節されることを期待した」ということで、
いずれは規模を縮小することなどを求めたものと見られます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180306/k10011353841000.html?utm_int=news_contents_news-main_001