【ソウル聯合ニュース】先月開催された南北首脳会談の夕食会の乾杯酒として提供された韓国伝統酒「ムンベ酒」が人気を集めている。

 韓国の百貨店大手、新世界百貨店によると、首脳会談後のムンベ酒の販売量は1日平均28瓶で、3月(1日平均5.8瓶)に比べ4.8倍増加した。

 同百貨店本店では、首脳会談が開催された先月27日から今月1日までの5日間に140瓶が売れた。

 ムンベ酒は約1000年の歴史を持ち、酒造りが重要無形文化財に指定されている。

 百貨店関係者は「焼酎、ビールなどに飽きてしまった若い消費者が伝統酒に目を向けている。首脳会談などのような重要な行事が開催されるたびに関心が高まっている」と説明した。

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