2018年5月6日、韓国のインターネット掲示板で、旭日旗が描かれた看板を使用しているとして批判を浴びていた韓国の日本料理店の対応が話題となっている。

韓国のネット上に同日、「ネットに写真が掲載された日本料理店の近況」と題するスレッドが立った。スレッド主によると、韓国南東部の蔚山市にある日本料理店「鶏小舎」には旭日旗の描かれた看板が掲げられていた。韓国で旭日旗は「戦犯旗」とも呼ばれ、日本の軍事主義を象徴するものと考えられている。同店は数年前から同看板について客から「撤去してほしい」と多くの抗議を受けていたが、何の対応もしてこなかった。しかし最近になりネット上にも同看板の写真が拡散したため、同店店長は慌てて旭日旗を塗りつぶしたという。スレッド主が掲載した写真には、旭日旗の部分が青色のペンキで雑に塗られた看板が写っている。

このスレッドを見た他のネットユーザーからは「今までできるのにしなかったの?」「謝罪の言葉は?」「嫌々塗りつぶした印象を受ける」など同店の対応に不満の声が多く寄せられている。中には「不買運動をしよう」と呼び掛ける声も見られた。

そのほか、「親日派が経営する店?」とする声や、「そこは本当に韓国?衝撃と恐怖を感じる。日本の町かと思った」「最近は日本の居酒屋が大流行していて、日本にいるのか韓国にいるのか分からなくなる」「繁盛するなら韓国国民のプライドを傷つけてもいいということ?」など最近の韓国での日本食ブームを懸念する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

http://www.recordchina.co.jp/b598405-s0-c60.html