中国メディア・騰訊網は18日、「日本のおじさんは、どうして『スケベ』なのか」とする評論記事を掲載した。

 記事は、「先日、アイドルグループの元メンバーが17歳の女子高校生を自宅に呼び出しキスを強要したというスキャンダルが日本じゅうを震撼させた。ただ、正直なところ、驚いた中国人は多くないかもしれない。なぜなら、日本の男性に対して『表面では礼儀正しく保守的だが、裏ではみんなスケベ』というイメージを持っているからだ」とした。

 また、「心の準備があったとしても、実際に日本にやって来ると、その『性』に対するオープンぶりには衝撃を覚える。コンビニでは成人向けの図書が購入できるし、大都市の繁華街は、露出度の高い少女たちであふれている。これには感嘆することしきりだ」と紹介している。

 そのうえで、「日本の男性はどうしてこれほどスケベなのか。その根本的な原因はおそらく、日本社会が女性を『モノ』として見ているということにあるのではないか。簡単に言えば、女性を物品、商品とみなしている部分がある。日本ではこの傾向が顕著で、女性が単純に男性たちの『性』の消費対象になることが多いのである」と論じた。

 そして、日本社会が女性を「モノ」として扱っている典型的な例として、2次元のアニメ文化、そして3次元の成人動画文化を挙げている。「アニメの美少女たちは一部の人たちにとっての嗜好に過ぎないかもしれない。しかし、日本の成人動画やグラビアの文化は、より多くの人びとがこういったものに興味を持っていることを浮き彫りにするものだ」とした。

 記事は、「このようなポルノ文化が日本社会の隅々にまで浸透しており、これも逆に日本社会の女性に対する態度に静かな影響を与えているのだ。そして、『モノ』化された女性は日本社会に顕著な悪影響を及ぼしている。例えば、2次元の世界に夢中になって3次元の女性に興味を持たなくなる、『JKビジネス』と言われるように、女子高生を商品として取引する行為の横行などだ」と解説している。
searchina
2018-05-25 22:12
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