仙台市内の専門学校に通い、2008年10月から行方不明だった韓国人の男子留学生金永燉(キムヨンドン)さん=仙台市青葉区=の遺体が大崎市内で見つかっていたことが25日、関係者への取材で分かった。宮城県警は何らかの事件に巻き込まれた可能性もあるとみて調べている。

 関係者によると、大崎市の山林で10年6月、白骨化した男性遺体が見つかった。その後の鑑定でDNA型が金さんの父親と一致し、遺体が金さんと判明したという。

 金さんは07年4月、東北電子専門学校(青葉区)に入学。26歳だった08年10月30日夕に突然連絡が取れなくなり、家族が同11月、仙台北署に捜索願を出した。金さんの自宅アパートにはパスポートや携帯電話の充電器などが残っていた。

ソース 河北新報
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00000017-khks-soci