世界的な知識人でありビル・クリントン行政府で労働省長官を務めたロバート・ライシュ米カリフォルニア大学バークレー政策大学院教授が、国際会議参加のために韓国を訪れ、滞在中に自身のフェイスブックに文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対する評価文を残した。
 ライシュ教授は25日、自身のフェイスブックに「韓国で過ごした数日間の経験で下した結論」として「朝鮮半島に恒久的な平和が定着するならば、ノーベル平和賞を受ける資格がある人はトランプではない。文在寅大統領だ」と明らかにした。続けて彼は「数年間、多くの大統領や首相に会い、彼らの行政府とともに仕事をした。しかし、文大統領みたいに才能があり、知的で、謙虚で、進歩的な人はほとんど見たことがない」と明らかにした。

 彼はさらに「また、文大統領は公正性、包容性、そして民主主義のために献身する最高の行政府を(自身の下に)置いている」として「偏執症的な二人の指導者、トランプと金正恩が核戦争を起こすやも知れない、こうした脆弱な時期に文大統領が韓国を導いているということはきわめて幸運」と明らかにした。
 オバマ行政府の経済諮問委員などを歴任したライシュ教授は25日、大統領直属政策企画委員会と経済・人文社会研究会がソウルで主催した国際会議「私の人生を変える革新的包容国家」に参加するため韓国を訪れた。
ハンギョレ
登録:2018-05-27 22:30
修正:2018-05-28 11:26
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/30697.html