中国メディア・今日頭条は5日、日本の自動販売機はもはや「世界の全てのものを買える」ほどに発展、進化を遂げているとする記事を掲載した。

 記事は、「日本は自動販売機大国で、全国各地に500万台も設置されている。飲料や食品からデジタル製品まで、思いつくものは何でも売っていて、買えないものはない。もはや、世界全体を買えるようなレベルだ」と紹介した。

 そのうえで、飲み物などのスタンダードな販売機以外に存在する奇抜でユニークな販売機の数々をピックアップ。食品ではギョウザ、青果、穀物、ホットスナック、ハンバーガーを挙げたほか、近ごろではラテアートを描いてくれるコーヒー販売機まであるとしている。また、生活用品などでは雨傘、食器、ブラジャー、書籍・雑誌、SIMカード、化粧品、生花、さらには、ペットのシャンプー機を取り上げた。

 記事はさらに、「日本の自販機は売り物だけではなく、機能面でも絶えず発展している」と指摘。カメラを搭載し、前に立った人の性別や年齢層に合わせておススメの飲み物を表示する販売機、災害発生時に遠隔操作で飲料や食べ物を無料で提供し、内部電池が停電時の緊急電源としても使える災害対応型販売機、緊急電話と測位機能を備えた販売機などを紹介している。

 そして、「小さな自動販売機だが、日本人の手にかくも多彩で素晴らしいものに化ける。彼らの頭の柔らかさには感服せざるを得ない」と結んだ。
searchina
2018-06-06 10:12
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