マカオのドッグレース、歴史に幕
客足減少、犬の行方懸念も
2018/7/21 19:30
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マカオで行われたドッグレース=6月(共同)
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【広州共同】庶民のギャンブルとして親しまれてきたマカオのドッグレースが21日までに、長い歴史に幕を下ろした。
かつては大勢の観客が訪れたが、近年はカジノ産業の成長に伴い客足は減少していた。動物愛護団体からの批判もあり、人気が低迷していた。地元紙が同日伝えた。

一方、約530頭の大型レース犬、グレーハウンドの新たな飼い主探しは難航し、20日夜の営業終了後もレース場に残されたまま。マカオ政府が一時的に保護しているが、市民から懸念の声が上がっている。

地元紙によると、ドッグレースは1930年代に始まり、約20年の中断後、63年に再開した。