日航、ダイヤ調整など共同事業へ
中国東方航空と、提携さらに強化
2018/8/2 19:03
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記者会見で日航機の模型を持つ日本航空の植木義晴会長(右)と中国東方航空の馬須倫社長=2日、上海(共同)
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【上海共同】日本航空と中国東方航空は2日、乗客の利便性を高めるため、航空便のダイヤ調整など、両社の日中路線を一体的に運用する共同事業を始めることで合意したと発表した。
既に共同運航やマイレージ事業で協力しているが、日中間の航空需要増加を見込み、提携関係をさらに強化する。

日中両国から独占禁止法の適用除外を受けた上で、両社は共同事業を2019年度中に開始させたい考え。
2日に上海の中国東方航空本社で行われた記者会見で、日航の植木義晴会長は「日中間の路線で競争が一層厳しくなる中で、両社が共同事業を通して競争力を強化する戦略で一致した」と述べた。