何を今更感が漂う記事だが、少しは韓国の馬鹿メディアでも世界の情勢が分かるようになったことは良いことだ。
しかし日本は、潜在能力的に中国をG2の一角とみなすことはやめないよ。

世界、特に欧米は、潜在的にどこがアメリカとタメを張れる国かというのは昔からよく知っている。
アメリカは、常に仮想敵国を想定しないと予算配分など国家運営ができない政治、行政システムになっていて、自分たちの覇権に挑戦する可能性のある国を研究してきたからだ。

日本は戦後自分をより小さく見せようとしてきたが、潜在的な軍事力、外交力、技術力、経済力でG2と呼ぶにふさわしいのは日本しかない。
ソ連崩壊後、冷戦が終結した時に次の血祭りに上げられたのが日本だから、それは間違いないし、日本はこのアメリカの馬鹿さ加減は身に染みている。

バカ右翼が使い回して陳腐化させ誤解されているが、八紘一宇を国是とする日本は、覇権を求めず、どこの国とも助け合って仲良くやりたいと思っているから、同盟国を仮想敵国にする発想が分からなかった。
IT産業を潰されたのは周知のとおりだし、湾岸戦争の戦費を始め思いやり予算などを拠出させられもした。

アメリカの覇権に挑戦するつもりもないことを言い続け、中国の台頭で日本との協力強化をする必要に迫られたことから日本仮想敵国論は少しは落ち着いた。
しかし中国が潰されると、再び日本を仮想敵国とする論調が増え、敵対的になるので、当面中国には頑張ってもらいたいもんだ。