※ 動画はソース元でご覧ください
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<アンカー>
来月済州(チェジュ)で開かれる国際観艦式に、日本の艦艇が戦犯旗である旭日昇天旗を付けて来るという消息に世論が熱くなっています。

この時、軍の統帥権者である大統領が、自衛隊と敬礼を交わす状況も繰り返されかねないという憂慮まで膨らんでいます。

カル・テウン記者です。

<記者>
旭日昇天旗を付けた艦艇が、釜山の沖合を通って行きます。

甲板では、乗船員が一斉に並んで挙手敬礼をします。

李明博(イ・ミョンバク)大統領(当時)も座乗艦に上がって同じ姿勢で礼を示します。

去る2008年に釜山(プサン)で開かれた国際観艦式です。

我が軍統帥権者の日本自衛隊観閲が適切かを巡り、当時も多くの物議を醸しました。

ところが来月、済州国際観艦式でも同じような光景が再現されるかもしれません。

我が軍艦・航空機に引き続き、外国艦艇の順に海上観閲が計画されているからです。

海軍は、「市民も試乗艦から敬礼を受けられる」と広報に熱を上げています。

<現場の声>
どぅ どぅ どぅ どん〜 ♪

それだけに国民感情も沸き立っています。

青瓦台(大統領府)の掲示板には、『旭日旗使用禁止法の制定』を改めて請願する投稿が寄せられました。

韓国広報専門家である徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授も自衛隊側に、「歴史を正しく認識する事」を求める書簡を送りました。

それでも海軍は不動の姿勢です。

<キム・ウン(海軍公報チーム長)>
「国際関係には相互主義と互恵主義があります。“日本の場合、海上自衛隊を象徴する旗を付けて来るのは国際的な慣例である” という事を申し上げて・・・」

当の日本海上自衛隊は、互恵主義とはかけ離れた姿を見せています。

我が方の独島艦乗船はもちろん、見学さえも拒否している事例が代表的です。

100年以上足踏み状態の日本の歴史認識、しかし、我が方の対応もいつも足踏み状態です。

OBSニュースのカル・テウンでした。

ソース:OBS(韓国語)
http://www.obsnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=1116061