吉本興業は中国の大手メディア「華人文化グループ」と共同で、俳優や映像クリエイター、演出家などエンターテインメント分野の人材を養成する専門学校を、2019年にも中国に設立する。世界に通用する人材の発掘・育成を目指し、日中文化を発信する担い手とする狙いがある。

北京や上海での開校を予定しており、中国や東南アジア、日本などから若者を受け入れる。将来的には中国以外に開設することも検討する。中国や東南アジアで卒業生が活躍できる劇場や映画館、放送局などの整備も進めるという。

 華人文化グループは、米国やアジアの放送局や動画配信会社などに出資する投資ファンド。吉本はお笑い芸人などを育ててきたノウハウを提供し、同グループとの関係を強化することで中国進出の足掛かりにしたい考えだ。

https://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20181101-OYO1T50022.html
読売 2018年11月01日