【ソウル時事】韓国大統領府高官は7日、韓国最高裁が日本企業に元徴用工への賠償を命じた判決について、記者団に対し「政府の既存の立場と異なる司法府の判決が出て、わが政府の立場を整理しなければならない状況だ。(立場整理には)やや時間がかかる」と述べた。その上で、「こうした中で、日本政府がわが政府を過度に批判することは解決に役立たない」と自制を求めた。

沈黙続ける韓国政府=徴用工判決から1週間−相次ぐ訴訟相談
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110600976&;g=soc

 韓国政府はこれまで、慰安婦問題などとは一線を画し、元徴用工の請求権問題は「解決済み」との見解を貫いてきた。大統領府高官の発言は、最高裁判決が従来の政府の立場とは異なることを明確に認めた形だ。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018110700731&;g=pol
時事ドットコム(2018/11/07-14:29)