毎日新聞 2018年11月11日 07時45分(最終更新 11月11日 07時45分)

 中国で「独身の日」と呼ばれる11日、インターネット通販各社による毎年恒例の値引きセールが始まった。最大手のアリババグループの取引額は、1682億元(約2兆7500億円)と過去最高を記録した昨年を上回る見込み。

 アリババや大手、京東集団など各社は日本など海外企業製品の越境通販に一層力を入れ、輸入拡大を掲げる中国政府の方針を後押しする構えだ。

 中国では独身を意味する1が四つ並ぶ11月11日を「独身の日」と呼び、アリババが2009年から特売を開始。競合他社も追随して国民的イベントに成長し、日本企業にとっても大きな商機になっている。(共同)
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