米ユダヤ系団体がBTS非難 過去にナチス帽着用、プロモートする事務所にも謝罪要求
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米国の有力ユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は11日、公式サイトを更新。原爆投下が描かれたTシャツをメンバーが着用していたとして、9日放送のテレビ朝日「ミュージックステーション」の出演が見送られた韓国の7人組「BTS(防弾少年団)」が過去にナチス親衛隊の記章をあしらった帽子をかぶっえていたことを非難した。

 同センターのエーブラハム・クーパー副所長は「原爆被害者をあざけるTシャツの着用は、過去をあざけるこのグループの最新の事例にすぎない」と指摘。「国連で講演に招かれたこのグループは、日本人とナチズムの犠牲者たちに謝罪する義務を負っている」と主張した。

 「それだけでは不十分である」と続け、しっかりした歴史認識を持っていないと、韓国や世界の若者たちがデザインや記章を安易にかっこいいと思ってしまうと危惧。BTSだけでなく、グループをプロモートする事務所に対しても謝罪を求めた。

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