青いグラフが文大統領の支持率、赤いグラフが不支持率(リアルメーター提供)=(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】

韓国の世論調査会社、リアルメーターが29日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、前週より3.2ポイント低い48.8%だった。9週連続で下落し、就任後初めて50%を割った。不支持率は3.3ポイント上昇の45.8%。

調査はTBSの依頼を受け、26〜28日に全国の有権者1508人を対象に実施された。

今回の調査では中道層(支持46.5%、不支持50.0%)で初めて不支持が支持を上回り、就任以来支持率の高かった50代(支持37.9%、不支持57.4%)でも不支持が優勢となった。

リアルメーターは支持率の低下について、雇用・投資など経済指標の悪化が続き経済回復に対する期待感が低下したことや、朝米(米朝)非核化交渉で膠着(こうちゃく)状態が続いていることが要因となったと分析した。

政党支持率は、与党「共に民主党」が前週より1.6ポイント低い37.6%と、9週連続で下落した。

最大野党「自由韓国党」は3.3ポイント高い26.2%で5週連続の上昇となり、約2年ぶりに25%を上回った。「正義党」は0.6ポイント下落の8.2%、「正しい未来党」は0.1ポイント下落の5.9%、「民主平和党」は0.8ポイント上昇の3.0%だった。


2018.11.29 11:06
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