【ソウル聯合ニュース】

韓国の世論調査会社、リアルメーターが3日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、前週より3.6ポイント低い48.4%となった。9週連続で下落し、就任後最低を更新した。不支持率は4.1ポイント上昇の46.6%。支持率と不支持率の差は1.8ポイントで誤差の範囲内(プラスマイナス2.0ポイント)となった。

調査はYTNの依頼を受け、11月26〜30日に全国の有権者2513人を対象に実施された。

60代以上と50代、自営業者と主婦、無職者、保守層と中道層などで、不支持率が支持率を上回った。中でも60代以上(支持率36.7%、不支持率57.9%)や自営業者(同37.8%、59.8%)などでは不支持率と支持率に20ポイント以上の開きがあった。

リアルメーターは支持率下落の主因として、厳しい経済状況や朝鮮半島の非核化を巡る交渉の行き詰まりなどを挙げている。

政党支持率は、与党「共に民主党」が前週より1.2ポイント低い38.0%と、9週連続で下落した。最大野党「自由韓国党」は3.5ポイント高い26.4%で5週連続の上昇。「正義党」は1.0ポイント下落の7.8%、「正しい未来党」は0.6ポイント上昇の6.6%、「民主平和党」は0.4ポイント上昇の2.6%だった。無党派層は16.0%。


2018.12.03 10:09
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20181203000700882?section=news