韓国駆逐艦が火器レーダー照射

 岩屋毅防衛相は21日夜、記者会見し、韓国海軍の駆逐艦が20日午後3時ごろ、石川県・能登半島沖で海上自衛隊のP1哨戒機に対して火器管制レーダーを照射したと明らかにした。日本側は21日、不測の軍事衝突を招きかねない「極めて危険な行為」だとして韓国に強く抗議した。日韓関係の悪化は必至だ。

 岩屋氏は「極めて遺憾で、韓国側に再発防止を強く求める」と表明。日本外務省幹部は「友好国としてあり得ない。驚いている」と記者団に述べた。

 岩屋氏は、照射を受けた哨戒機が韓国側に意図を問い合わせたものの、応答はなかったと明らかにした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00000220-kyodonews-pol