韓国大統領府で公務員の汚職などを監視する民情首席室の傘下の特別監察班が、違法に民間人の監視を行っていた疑いがあるとして、韓国検察は26日、同班の事務室や関連施設を職権乱用容疑などで家宅捜索した。聯合ニュースが報じた。事実であれば文在寅政権にとっては大きな打撃となる。

 元班員が、同班では民間人の監視を行っているとマスコミに明かし、野党が大統領府高官らを告発していた。元班員は、知人が絡む事件の捜査情報を私的に警察に問い合わせたとして、大統領府から処分を受けていた。

ただ、大統領府は民間人監視疑惑に関して、うその事実を流布させたとして元班員を刑事告発しており、両者の主張は食い違っている。(共同)

https://www.sankei.com/world/news/181226/wor1812260013-n1.html
産経 2018.12.26 19:04