【ソウル共同】聯合ニュースは7日、韓国最高裁の梁承泰前長官が、元徴用工訴訟で日本企業に賠償を命じた下級審の判決を巡り、「(確定すれば)日本が国際司法裁判所(ICJ)に提訴するなど反発するだろう」として、訴訟を担当する裁判部に破棄を求めていたと報じた。検察の捜査で判明したとしている。

 聯合によると、日韓関係悪化を懸念した朴槿恵前政権期(2013年2月〜17年3月)の大統領府の意向を受け、梁氏が訴訟に直接介入した証拠と検察はみている。梁氏は賠償命令の確定が「国際法的に問題になるかもしれない」とも担当裁判官に伝えていた。検察は関係者の供述を得ているという。

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©一般社団法人共同通信社 2019/1/7 20:11