【ワシントン共同】河井克行自民党総裁外交特別補佐は8日、米ワシントンで講演し、海洋進出を強める中国に「日米同盟は効果的に対処しなければならない」と訴えた。韓国軍艦艇による自衛隊機への火器管制レーダー照射を巡る韓国の対応を「友好国にあるまじき態度だ」と批判した。

 安倍晋三首相による昨年10月の訪中に関し「日中間の極度な緊張を緩和させるための戦術的な動きだ」と指摘。中国の脅威に触れつつ、同国の経済圏構想「一帯一路」に「日本は乗ったわけではない」と説明した。

 レーダー照射や韓国人元徴用工などを巡る韓国の対応を「異常」と批判した。

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©一般社団法人共同通信社 2019/1/9 09:30