■ 三・一運動の中心、孫秉煕先生の墓地を参拝・・・文在寅大統領に続いて歴史反省を求める

李洛淵(イ・ナギョン)国務総理(首相)は12日、「日本は過去を前に謙虚に、韓国は未来を前に謙虚でなければならない」とし、「日本が指導国家として相応しい尊敬と信頼をアジア諸国から受ける事を願う」と述べた。

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▲ 孫秉煕先生の墓地を参拝して芳名録に記入する李洛淵首相。

李首相は三・一運動100周年を迎え、ソウル 江北区(カンブクグ)水踰里(スユリ)にある独立運動家・孫秉煕(ソン・ビョンヒ)先生の墓所を参拝した後、このように明らかにした。首相が孫秉煕先生の墓所を参拝するのは今回が初めてで、1956年3月1日に李承晩(イ・スンマン)大統領(当時)が訪問して以降、初の高官の訪問でもある。天道教(チョンドキョ)代3代教主を務めた孫秉煕先生は、民族代表33人で1919年3月1日に独立宣言式を主導するなど、三・一運動の中心に立った指導者である。

李首相はこの席で、「日本は近代化を遂げ、アジアの指導国家に発展する過程で隣国を侵略して支配した」とし、「その傷は少なくとも被害当事者の心にはまだ残っている。そのような事実を前に、日本は謙虚でなければならない」と述べた。先立って文大統領も去る10日の新年記者会見で、強制徴用判決について我が政府の立場を問う日本の記者に対し、「日本政府はもう少し謙虚な立場を持たなければならない」と述べた。文大統領に続き、李首相まで本格的に日本に『謙虚な姿勢』を求めたのである。

強制徴用賠償判決で触発された韓日対立の状況で、李首相が独立運動家・孫秉煕先生の墓所を参拝した事は、安倍首相を始めとした日本の政治指導者が国内政治のために反韓感情を刺激していると判断し、歴史に対する反省を求める歩みと見られる。

ソース:NAVER/ソウル新聞(韓国語)
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=100&oid=081&aid=0002969940