北海道の農業生産法人などで働いていたベトナム人技能実習生に、労働組合から脱退するよう会社側が不当に圧力をかけたとして、札幌の労働組合が会社側に損害賠償を求める訴えを起こしました。

 今月25日、北海道東川町の農業生産法人「TOKOファーム」などで働くベトナム人技能実習生21人が全員解雇されました。

 訴状などによりますと、実習生らは解雇された後に、札幌の労働組合「札幌地域労組」に加入した際、会社側から「組合を脱退しないと解雇後の賃金は保障しない」と伝えられたということです。

 組合側はTOKOファームなどに対し、あわせて220万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。

 TOKOファーム側は「担当者が不在のため答えられない」と話しています。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3585979.html
TBSnews 30日 4時05分