日本航空が運営する「JALマイレージバンク」(JMB)のマイルを他人になりすまして使い、商品をだまし取ったとして、警視庁は東京都小金井市東町4丁目、中国籍の自称会社役員尹三川容疑者(25)を詐欺の疑いで逮捕し、14日発表した。容疑を認めているという。

 サイバー犯罪対策課によると、尹容疑者は何者かと共謀して昨年8月17〜18日、他人のマイルを別の共通ポイント「Ponta」に交換し、東京都福生市の家電量販店などでタブレット端末など3点(計約12万円相当)をポイントで購入し、詐取した疑いがある。ポイントについては「中国のサイトで正規に買った」と供述しているという。

 昨年8月、205人分のJMBアカウントが不正アクセスされ、今回の件も含めてこのうち16人の約116万円分が使われていたという。JMBをめぐっては、2014年9月に会員番号や名前、メールアドレスなど約4千人分の会員情報が不正アクセスによって漏洩(ろうえい)しており、同課が関連を調べている。ただ、JALによると、パスワードは流出していないという。

 JMBアカウントへのログイン…

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朝日新聞デジタル 2019年2月14日11時42分