【ソウル時事】韓国最高裁が三菱重工業に賠償を命じた元徴用工らの訴訟で、原告側弁護士は28日、「三菱重工業が韓国特許庁に特許登録している技術に対する強制執行(差し押さえ)を行うための準備がほぼ完了した」と述べた。その上で、3月初旬に差し押さえを裁判所に申請する計画を明らかにした。


 原告側関係者は2月15日、三菱重工業の本社を1月に続いて訪問。担当者と面会し、月末までに同社から協議に向けた「誠意ある回答」がない場合、資産差し押さえなどを検討すると重ねて警告していた。
 原告側は、同社が既に大半の資産を日本に移しているため、特許権など無形資産を対象とする差し押さえを検討していた。(2019/02/28-14:04)

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