【ソウル時事】

朝鮮中央通信によると、北朝鮮の「朝鮮日本軍性奴隷・強制連行被害者問題対策委員会」は1日、1919年に日本の植民地支配に抵抗して起きた「三・一人民蜂起(独立運動)」の100周年に当たり声明を出し、「日帝は3カ月間だけで約7500人を虐殺した」などと非難した。

その上で「日本は過去の罪について認定も反省も賠償もしていない」と主張。「わが民族の血の代価を必ず払わせる」と強調した。

韓国の文在寅大統領は1日の演説で、「三・一独立運動」に関し「約7500人が殺害された」と述べており、南北の見解が一致した形だ。日本外務省は韓国側に「事実関係について日韓の認識が一致しない」との問題意識を伝えている。


[時事通信社]2019-03-02 08:50
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