2019年3月1日、韓国・アイニュース24によると、韓国・サムスン電子が、昨年第4四半期(10〜12月)のアジア地域におけるスマートフォンシェアで5位圏外に落ちた。

市場調査会社「カウンターポイント・リサーチ」は同日、昨年第4四半期のアジア地域市場シェアでファーウェイが17%を占めて1位を記録したと発表した。2位以下にはオッポ(15%)、ビボ(13%)、シャオミ(12%)、アップル(12%)が続いた。

16年第1四半期(1〜3月)から18年第3四半期(7〜9月)まで、サムスンがアジア地域のスマートフォンシェアで5位内に入れなかったのは17年第4四半期だけだった。サムスンのシェアが低下したのは、アジア地域最大の市場である中国・インドでの不振が原因とみられている。

昨年のサムスンの中国におけるシェアは0.8%にとどまった。インドでも苦戦しており、昨年はシェア24%でシャオミ(28%)に1位の座を明け渡したという。

ただ、サムスンは昨年第4四半期の世界市場におけるシェアでは1位を記録。シェア18%を占め、後にはアップル(17%)、ファーウェイ(15%)が続いたという。

これに、韓国のネットユーザーからは「売れた数はそんなに重要じゃない」「アジアはどうせ低価格のスマホを使う。そこで争わなくていいよ」などと利益を重視する意見や、「中国は仕方ない。自国至上主義だから」「中国市場は中国の会社しか入れない場所」と納得する声が寄せられている。

一方で「アジアだけでなく欧州や北米、中東でもサムスンのシェアは下がり続けている。数年後には別の製品をつくっているかも」「お金のない人は安い中国のスマホを買う。お金のある人はアップルのスマホを買う。サムスンは選択肢に入っていないんだ」などサムスンの今後に不安を示す声も上がり、その原因について「サムスンのスマホは高いのに重いし、前のバージョンと変わり映えしない」と指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)

ソース:レコードチャイナ<サムスンのアジア地域スマホシェアが低下、中国・インドで不振>
https://www.recordchina.co.jp/b691589-s0-c20-d0058.html

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