日中両政府は、第三国への政府開発援助(ODA)や人道支援を協力して行うための「開発協力対話」の初会合を4〜5月に北京で開く調整に入った。日本は対中ODAを今年度で終了させ、今後はODAの手法や経験を共有して、中国による国際貢献を後押しする。中国の習近平国家主席は6月の大阪での主要20カ国・地域(G20)首脳会議の際に来日する見通し。日本政府は対話の活発化で信頼醸成を進め、今秋の再度の来日実現を目指して中国側に働きかけている。

https://mainichi.jp/articles/20190319/k00/00m/010/010000c
毎日新聞 2019年3月19日 06時00分