韓国の文在寅大統領は4月11日の米韓首脳会談で北朝鮮との非核化交渉の仲介役を果たしたい意向だが、閣僚内定者による不適切な文章寄稿や大統領府報道官の職権乱用疑惑などのスキャンダルが相次ぎ、足元が揺らいでいる。29日発表の世論調査では文氏の支持率は過去最低の43%となり、外交面で成果を上げられなければ、さらなる苦境に立たされることになる。

 「韓国ギャラップ」によると、文氏の支持率は先週の前回調査から2ポイント下落。統一相への就任が内定している政府系シンクタンク「統一研究院」前院長の金錬鉄氏らの問題が影響したもようだ。

 金錬鉄氏は、2008年に北朝鮮の金剛山で韓国人女性観光客が北朝鮮兵士に射殺された事件を巡り、10年に「われわれが経験しなければならない通過儀礼だ」とする文章を週刊誌に寄稿。統一相内定後に韓国メディアで取り上げられ、今月26日の国会人事聴聞会で「不適切な表現を深く反省する」と陳謝した。

https://www.sanspo.com/geino/news/20190329/sot19032917590010-n1.html
サンスポ 2019.3.29 17:59

関連
【文大統領・支持率】2%ポイント下落した43%…就任後最低値[3/29]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1553838319/