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▲霊岩郡(ヨンアムグン)郡西面(クンソミョン)の王仁博士遺跡全景。(提供:霊岩郡)ⓒ天地日報2019.3.29
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▲王仁博士遺跡霊月館前にある千人千字文。天地日報2019.3.29

王仁博士は漢字と文化を初めて日本に伝え、日本の飛鳥文明を起こした百済近肖古王時代の人物だ。彼が「博士」と呼ばれる理由は周易、詩経、書経、礼記、春秋など経書に堪能な人だったからだ。「五経博士」と尊敬を受けた彼は日本に招へいされて日本の文明を啓発し、指導して日本文化発展に寄与した。
(中略:王仁博士の痕跡を探して)

日本に発った王仁博士は日本文献、古事記と日本書紀によれば論語10冊と千字文1冊、合計11冊の典籍を持って行って応神天皇の王子らを教えた士大夫の家門になり、国家運営に必要な諸般の制度を用意して直接その施行に参加もした。

また、外交文書の解読と作成など応神政権の大国化、古代国家形成にも寄与し漢字を利用して日本の文字(万葉仮名)を創案して文化と学問の先祖という位置まで上がる。故郷を離れて遠く他国で文明を起こして教えることを王仁博士はどんな心情でしたのだろうか。

また他の文化解説者カン・ハゴン氏は「去る2018年、日本佐賀県神埼市に王仁博士顕彰公園と百済門、千人千字文碑、情報交流館などが立てられ、時間と空間を超越して関係を継続し、国籍を離れて友人という感慨に王仁博士の共生精神を考えることになった」と話した。

日本では王仁博士を学問の神としても敬っている。チョン・ヒボン解説者は「我が国の人物が日本の神になった。学業の向上と入試の合格を祈る参拝客が多い」と伝えた。「海神の海と数多くの白い波を越えて八島国には文が伝えられました」と王仁博士を称賛する日本天皇の文を通じて真の共生精神のためには犠牲も必要だと考えてみる。

一方霊岩では来る4月4日から7日まで霊岩王仁博士遺跡で「王仁文化祭り」が開かれる。王仁博士の精神と彼の足跡を家族と共にたずねてみることをおすすめする。

キム・ミジョン記者

ソース:天地日報(韓国語) [地域名所]日本、飛鳥文明の始祖「王仁博士」足跡霊岩(ヨンアム)で会ってみて下さい
https://www.newscj.com/news/articleView.html?idxno=615885