国連安全保障理事会が制裁対象とした北朝鮮の海外出稼ぎ労働者について、ロシアや中国などが自国で働く労働者の半数超を北朝鮮に送還したと安保理に報告したことが29日、分かった。ロイター通信が伝えた。英国のピアス国連大使は同日、この問題について協議する安保理会合を近く開くことを明らかにした。

 安保理が2017年12月に採択した制裁決議は国連加盟国に対し、北朝鮮労働者を2年以内に送還するよう規定。中間報告提出の締め切りが今月22日だったが「15〜20カ国程度しか提出していない」(同大使)という。(共同

https://www.sankei.com/world/news/190330/wor1903300003-n1.html
産経新聞 2019.3.30 06:58