立憲民主党参議院比例第10総支部長の落合洋司氏(55)が31日、韓国に対するヘイト発言を謝罪し、投稿を削除した。落合氏は7月の参院選で同党からの出馬を予定していた。

 落合氏は「この度は、私の過去のツイートの発言内容で皆様にご不快な思いをさせてしまい、お詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。

「私は、これまで一切の差別に反対する立場で、それは今後も変わりません。また、私のこれまでのツイッターの政治関係の過去ツイートには私自身の信条とはかけ離れた評論家的な発言もあり、他国の政治姿勢への批判が行き過ぎたものがございました。誤解やご不快な思いをさせてしまった不適切なツイートについては削除させていただきます」と釈明し、今後は慎重に発言するとした。

 落合氏は過去に「韓国のようなごろつき、三等国家の大使館が、港区の中心部にあるのは目障りだし迷惑」「機内で、隣に、韓国人らしき母子がいて、男の子は2歳くらいで、若い母親は、反日っぽくて(中略)これが、これから反日の道を歩むと思うと、ちょっと悲しかったな」と韓国をボロカスにコキ下ろす差別的なツイートを連投したとされる。

 立憲民主党では神奈川県議選の公認候補予定者だった自営業、飯田強氏(43)が中韓を「あいつらゴキブリ」などと中傷し、公認取り消し、出馬辞退となっている。また、日本年金機構の東京・世田谷年金事務所の葛西幸久所長もヘイト投稿で更迭された。

 しかし、落合氏のヘイトは過去に掲載された内容が真実とするならば、悪質度や執拗さでは飯田氏と同等かそれ以上だ。謝罪が本音ではない可能性がある。国政選挙では立場も責任も異なる。

 同党は飯田氏公認取り消しの際、「ヘイトスピーチや差別発言は絶対に許されることではなく、過去の発言とはいえ見過ごすことはできません」と確固たる姿勢を強調した。

 ネット上では矛盾に批判も起きており、落合氏の処遇に注目が集まっている。

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4/1(月) 11:12配信 東スポ提供