【ソウル聯合ニュース】韓国の国会教育委員会は4日、日本政府が独島を「竹島は日本固有の領土」とした小学校教科書の検定結果を公表したことを受け、記述の是正を求める決議案を全会一致で採択した。

 決議案は「韓国国会は日本政府が侵略の歴史を歪曲(わいきょく)し、われわれの領土主権を深刻に脅かす行為の是正を求める」として、「独島は歴史的、地理的、国際法的に明白な韓国の領土のため、日本政府は独島に対する領有権主張を直ちに放棄し、領土主権を脅かす一切の行動を中断すべきだ」と促した。

 また、「歴史的な事実を歪曲する学習指導要領の改訂や教科書検定を直ちに是正し、近現代史記述の国際理解を強調した近隣諸国条項の精神に基づいた正しい教科書を発行すべきだ」と要求した。

 その上で、「国会は歴史を歪曲し、領土主権を侵害する日本政府の度重なる試みに対し、教育・外交・文化的に総力を挙げ、国を挙げて対応していくことを明確にする」とした。

 教育委は決議案を日本の文部科学相や韓国外交部・教育部に発送する方針だ。

聯合ニュース

ソース:朝鮮日報<日本の教科書検定是正求める決議案採択 韓国国会教育委>
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/04/04/2019040480143.html