高校在学時に住宅に侵入して中年女性を性暴行した30代男性が18年ぶりにDNA照合で警察に捕まった。

仁川富平警察署は強盗強姦の疑いでA(33)氏を拘束したと17日明らかにした。

A氏は2001年6月2日午後3時頃、仁川市のある住宅に侵入して中年女性Bさんを性暴行した後、現金50万ウォンを盗んで逃げた疑いを受けている。

犯行当時に満17歳だったA氏は某高校に在学中の学生だった。

当時警察は容疑者のDNAを確保して捜査を行ったが、結局犯人を見付けることはできなかった。

A氏は2003年以降、強盗傷害など各種犯罪を犯して数回の拘束と釈放を繰り返して、去年10月末に出所した。

警察は定期的に凶悪犯のDNA照合作業をしており、大検察庁から先月25日に『2001年強盗強姦事件』の容疑者と一致するDNAがあるという通報を受けてA氏を検挙した。

凶悪犯のDNAを採取して永久保管することができるようにした、いわゆる『DNA法』(DNA身元確認情報の利用及び保護に関する法律)は2010年7月に施行された。

DNAを採取することができる対象者は殺人、強姦・醜行、児童・青少年相手の性暴行、強盗、放火、略取・誘引、常習暴力、組織暴力、麻薬、特殊窃盗、軍刑法上の上官殺害など主要11個の犯罪で拘束された容疑者だ。

警察関係者は「A氏が犯行を犯した当時の強盗強姦罪の公訴時効は10年だったが、2010年に性暴力犯罪の処罰などに関する特例法などが制定されて、DNAが確保された性犯罪の公訴時効は10年さらに延長された」と説明した。

続いて「初動捜査の段階で検挙することはできなかったが、DNAを確保して公訴時効満了前にA氏を拘束して検察に送致することができた」と彼は付け加えた。

2019-04-17 10:18
https://www.yna.co.kr/view/AKR20190417049800065