南北軍事境界線にある「板門店(パンムンジョム)」の韓国側で、観光客の受け入れが暫定的に再開された。

「板門店」の共同警備区域をめぐっては、2018年9月、銃器や弾薬を全て撤去したうえで、観光客が南北を行き来できるようにすることで双方が合意し、韓国は非武装化の作業のため、観光客受け入れを停止した。

しかし、非武装化は完了した一方で、北朝鮮が協議に応じなくなったことから、韓国は1日、韓国側での観光客受け入れを暫定的に再開した。

韓国メディアは、軍消息筋の話として「米朝首脳会談の決裂後、北朝鮮が対話の扉を閉ざした状況だ」と伝えていて、南北融和に前のめりな韓国と北朝鮮との温度差が鮮明になっている。

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FNN PRIME 2019年5月2日 木曜 午前6:24