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▲安倍晋三日本総理とドナルド・トランプ米国大統領./安倍総理ツイッターキャプチャー

日本の新しい時代が開かれ、韓日関係などが改善される期待感と異なり、安倍晋三総理の「韓国パッシング(無視)」戦略が露骨になっている。

安倍総理が韓日葛藤を拡大するのは高位官僚らの相次ぐ妄言と韓国との日本産水産物輸入関連世界貿易機構(WTO)紛争敗訴など政治的悪材料を克服し、保守層の結集を引き出すための歩みと見える。

今年7月に予定された参議院選挙を控えた安倍総理の立場では韓日関係悪化が悪くないと判断したと見られる。

安倍総理は3日、来年の憲法改正目標と関連「今もその心は変わらない」と明らかにしたと共同通信が報道した。安倍総理が「戦争が可能な日本」のために憲法改正をするには参議院選挙で改憲発議に必要な3分の2以上の支持議席を確保しなければならない。

安倍総理の最近の北朝鮮との距離もこのような政治的意味合いと無関係ではない。外交家からは安倍総理がキム委員長との首脳会談を通じて北朝鮮非核化交渉局面を韓米から米日に切り替え、韓国を外交的に孤立させる戦略を取っている、という解釈が出ている。

過去2002年、平壌(ピョンヤン)で開かれた北日首脳会談当時、総理だった小泉純一郎を官房長官資格で補佐した安倍総理が拉致問題について強硬論を導いて政治的大物に成長した経験も影響を及ぼしたと見られる。安倍総理の韓国パッシング戦略が具体化し、当分、韓日関係の梗塞は避けられないと展望される。

一方、カン・ギョンファ外交部長官は3日開かれた外信記者懇談会で日本記者が、前日、ムン・ジェイン大統領が「日本が国内政治に利用しながら問題を増幅させる傾向があるようで残念だ」と述べたことを問題にすると、すぐに「韓国政府が国内的に歴史問題を利用しようとするのではなく、かえって(日本が)政治的にこの懸案を見ようとするのではないかと思う」と返した。

/パク・ウイン記者

ソース:ソウル経済(韓国語) 日「新しい時代」合ったが相変わらず韓パス...安倍、内心は
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