岩屋防衛相は10日の記者会見で、日本と韓国の両政府が6月初めの開催で調整している防衛相会談について、「日韓間で様々な摩擦が起こらないように、会談しなければ意味がない」と述べ、開催に意欲を示した。

日韓防衛相会談は、シンガポールでのアジア安全保障会議に合わせて行う予定だ。昨年12月の韓国海軍による火器管制レーダー照射問題などを受けて、日韓の防衛当局の関係も悪化しており、防衛相会談は行われていない。岩屋氏は、会談でレーダー照射問題も提起する可能性を示唆し、「建設的な話し合いができるような環境を整備していきたい」と述べた。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190510-OYT1T50302/
讀賣新聞 2019年5月10日(金)