0001右大臣・大ちゃん之弼 ★ 転載あかん
2019/05/28(火) 09:50:15.26ID:CAP_USER米国のトランプ大統領と日本の安倍晋三首相は27日、東京・元赤坂の迎賓館に用意された記者会見会場に予定より1時間遅れで現れた。両首脳は同日の昼食会を含め約3時間に延長されて行われた首脳会談で、北朝鮮問題について最も多くの時間を割いたという。
トランプ大統領は米日首脳会談の開始に先立ち、記者たちに対して「軍事・貿易・北朝鮮」と議題に言及、米日関係でも北朝鮮の問題を重要視していることを明らかにした。会談後の記者会見では、北朝鮮の非核化に対する期待を表明しながらも、「対北朝鮮制裁を維持する」という考えを確認した。
両首脳は今回の首脳会談で一層強固となった関係を記者会見でもアピールした。トランプ大統領は記者たちの前で話している間、何度も安倍首相と目を合わせた。安倍首相は二度にわたりトランプ大統領を「ドナルド」と呼び、親密であることを示した。トランプ大統領はまた、米日同盟を北東アジアの繁栄の「盤石」と規定、日本との安全保障分野での協力を引き続き強化していくという意志を明らかにした上で、「（北朝鮮による拉致問題は）いつも私の頭の中にある。ぜひ解決したい」とも述べた。韓日関係が悪化している中、北朝鮮問題を解決するために、日本との協力の方に比重を置く考えがかいま見える。同日夜、徳仁天皇が主催した宮中晩餐（ばんさん）会で、トランプ大統領は両国関係をいっそう格上げさせ、「米日関係は宝物のような同盟」と述べた。
北朝鮮問題では安倍首相も韓国の頭の上を飛び越え、米国の支援を礎に自ら北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長と接触するとの意向を明らかにした。安倍首相は「拉致問題の解決に向けて条件をつけずに金正恩委員長と会って、率直に虚心坦懐（たんかい）に話をしたいと考えている。（トランプ大統領からも）『全面的に支持する、あらゆる支援を惜しまない』との力強い支持をいただいた。日米の見解は完全に一致した状態だ」と述べた。
日本メディアによると、26日の両首脳のゴルフ会談時も南北問題が話題になったとのことだ。この時、両首脳は「韓国と北朝鮮の間で全く対話が進展していない」という話をして、韓国に対する懸念を共有したとの報道もあった。また、トランプ大統領が文在寅（ムン・ジェイン）大統領から「韓国を訪問してほしい」と何度も要請を受けたことも安倍首相に語ったという。
トランプ大統領は昨年6月と今年2月の2回、金正恩委員長と会談した時までは文在寅政権の「仲裁外交」を信頼し、受け入れる考えだった。ところが、2回の会談で成果を挙げられなかった後は、米国で「文在寅政権は金正恩委員長の非核化の約束をあまりにも無邪気に受け止めているのではないか」という批判が起こっている。
日本は、韓米関係が以前とは違ってきている状況を突き、新たな北朝鮮に対するアプローチで米国の「承認」を受けることに成功した形だ。もともと日本は北朝鮮に接近するためにも韓国政府が必要だという考えを持っていた。文在寅政権発足後、南北首脳会談が3回行われた時、日本は日朝首脳会談の可能性を打診してほしいと要請していた。だが、昨年の韓国大法院（最高裁判所）徴用被害者賠償判決が出て以降、日本政府は方向転換し始めた。特に、文在寅政権が6カ月以上何の措置も取らなかったことから、「韓国を排除して米国の支援や中国・ロシアの了承の下、北朝鮮との新たな関係を推進する」という新しい方向性が設定された。
東京=李河遠（イ・ハウォン）特派員
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/05/28/2019052880013.html
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版 2019/05/28 09:14
