■ チェンナイの大学生、K-POPやドラマで韓国語の勉強を始めて歴史に興味
■ 現地で慰安婦問題キャンペーン開催、「ハルモニの勇気、他の社会にもインスピレーションを与えるだろう」
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▲ 「慰安婦被害のハルモニ問題、我々も協力する」
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「ハルモニ(お婆さん)を少しでも助けたくてインドでキャンペーンをしました。こうしてハルモニにお会いできて光栄です。皆さん、応援の拍手をください」

先月29日、ソウル鍾路区(チョンログ)の旧・日本大使館前。毎週水曜日の正午に行われる『日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ』で、見知らぬ顔の外国人の学生たちが舞台に上がった。

あらかじめ準備していたた内容をはきはきと韓国語で読んだのは、インドから来た大学生、ウンナ・マライさん(21歳)だった。少し緊張したようなウンナさんは、大きな拍手で笑顔を取り戻した。

水曜デモに参加したウンナさんを含むインドの学生たちは、インド南部のタミル・ナードゥ州の州都チェンナイにある、マドラス・クリスチャン大学(Madras Christian College・MCC)の在校生である。大学に設置された韓国語教室で韓国語を学んでいる。

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▲ 「ハルモニの勇気、広く伝えます」

1時間余り行われた集会で学生たちは、「日本は公式謝罪せよ」、「日本は正しい歴史を教育せよ」という掛け声を韓国語で一緒に叫び、インドでも慰安婦問題解決のために尽力すると誓った。

ウンナさんは3日、「友だちと韓国の歴史を勉強して、実際に水曜集会に参加して驚いた。九十を超えるイ・オクソンさんが直に出て、幼い生徒たちも共にしているのが不思議だ」と話した。

一緒に水曜デモに参加した大学院生のスェリンさん(23歳)は、「20数年以上、変わらず同じ場所、同じ時間に集会を続けている事が信じられない。ハルモニのための切実な願いがこのように維持されている事を尊敬する」と驚いた。

学生たちは当初、韓国ドラマやK-POPに対する関心から韓国語の勉強を始め、日帝強占期と独立運動を扱った映画を見て韓国の近現代史にも関心が起きたという。特に軍慰安婦被害者問題を扱った映画、『クィヒャン(鬼郷)』に大きな印象を受けた。

その後、学生たちは英語の資料を探しながら慰安婦問題を勉強して、去る3月には校内で行われた『韓国の日』の行事で、韓国の慰安婦被害問題をインド社会に知らせるキャンペーンブースを用意した。

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▲ 「インドでも慰安婦被害問題を伝えます」

先月17日に韓国に訪れた学生たちは半月間、ソウルや光州(クァンジュ)、全州(チョンジュ)などを行き来して、韓国の歴史や文化を体験した後インドに帰った。

軍慰安婦被害者を象徴する蝶形のキーホルダーを持ち歩くというメリタさん(20歳)は、「過去の辛い経験を克服した慰安婦被害のハルモニは存在だけでも重要である」とし、「彼女たちの勇気と経験は他の社会にも霊感(インスピレーション)を与えるだろう」と話した。

リマさん(21歳)は、「数多くの人が慰安婦被害のハルモニのために声を出すのが印象深かった」とし、「インドに帰れば多くの人に今日の経験を共有して広く伝える」と誓った。

ソース:NAVER/ソウル=聯合ニュース(韓国語)
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=102&oid=001&aid=0010863999